音楽

若き音楽界の天才・アヴィーチーの伝えたかったこと

2018年4月23日

「アヴィーチーとして知られるスウェーデン出身のDJティム・バーグリングが、現地時間4月20日に28歳で死亡したことが分かった。」

私はこのニュースを見たとき信じられなくて何度も読み返したし、泣きそうにもなりました。

今まで彼の曲に、つらい時には励ましてもらい、何か新しいことを始めようと思った時には背中を押してもらったからです。

世界中の多くの人も私と同じような気持ちでいっぱいだと思います。

正直、このブログは筋トレがメインだし、この件に便乗したとは思われたくないですが、伝えたいことがあったので公開させてもらうことにしました。

 

アヴィーチーの曲

まず、彼のことを知らない人のために私の好きな彼の曲を3つ紹介させてもらいます。

『Wake Me Up』

これは、めちゃくちゃ有名な曲なので知ってる方も多いと思いますが、とにかく何か始めようと思っている人にはおすすめです。

Feeling my way through the darkness
進むべき道が暗闇の向こうに広がってると感じる
Guided by a beating heart
心臓の鼓動に導かれていく
I can't tell where the journey will end
この道程の終わりはどこなのか分からない
But I know where to start
けど、どこから始まるのかだけは分かる
They tell me I'm too young to understand
私が幼すぎて理解できないって人は言うんだ
They say I'm caught up in a dream
夢ばかり見てるって
Well life will pass me by if I don't open up my eyes
そう、ちゃんと目を開けていないと、人生は通り過ぎて行ってしまう

少し解釈は違うかもしれませんが、よく「安定した仕事に就いた方が良い」とか「現実を見ろ」とか言う人がいますが、そんなんで悔いのない人生を送れるのか?

自分にしか歩めない人生を送れるのか?と感じていまいます。

私は今でこそフリーランスで仕事をしていますが、悩んでいた当時はこの曲に何度も何度も背中を押されました。

 

『Hey Brother』

つらいことがあっても「まだまだ大丈夫!」と思わせてくれる曲です。

悩んでいる兄弟や友人、恋人に聞かせてあげても良いと思います。

What if I'm far from home? Oh Brother, I will hear you call!
もし俺が遠くにいたらどうするかだって?お前の呼ぶ声なら俺はどこにいたって聞こえる
What if I lose it all? Oh Sister, I will help you out!
俺が一文無しになってたらどうするかだって?それでもお前を助けるよ
Oh! If the sky comes falling down
もし空が落ちてくるような大変なことが
For you
お前に起こったとしたら
There's nothing in this world I wouldn't do
お前のために俺がやらないことなんて何一つないのさ

 

『Taste The Feeling』

この曲はコカ・コーラのキャンペーンソングとして作られ、2016年のリオオリンピックの時に日本でもCMで流れ話題になりました。

たぶん、ほとんどの人が聴いたことのある曲だと思います。

We will never
私たちは
We will never have a change of mind
私たちは決して心変わりなんてしないだろう
We belong together
私たちはずっと一緒に居るべき存在なんだ
We will never
私たちは
We will never be the weary kind
私たちは絶対にお互い飽きたりする事なんてないんだ
We sing our sorrows away
私たちは歌って悲しみを吹き飛ばすんだ
We sing our sorrows away
遠くに向かって歌って悲しみを消し飛ぶんだ
We sing our sorrows away
私たちは歌い続けるんだ

 

アヴィーチーはものすごく愛されていた

彼は曲を作る才能ももちろんありましたが、人格者でもあり本当にたくさんの人たちから愛されていました。

多くのミュージシャンや愛し合っていた元恋人からの追悼のメッセージが後を絶ちません。

マドンナ

So Sad....... So Tragic. Good Bye Dear Sweet Tim. 💙 Gone too Soon. #avicii

Madonnaさん(@madonna)がシェアした投稿 -

「すごく悲しい.......本当に痛ましい。さようなら、親愛なるスウィート・ティム。早すぎる」

 

デヴィッド・ゲッタ

「本当に悲惨なことが起きた。私らはとても美しい心を持つ友人を失い、世界は素晴らしい才能を持つミュージシャンを失った。君の美しいメロディー、スタジオで私らが共有した時間、DJとしての共演、そして友人として人生を楽しんだこと、ありがとう」

 

元恋人のエミリー・ゴールドバーグ

『お願いだよベイビー、諦めないでくれ。私を選んで、そしたら愛を見せるから』これはティム(アヴィーチーの本名)が私のために書いてくれた歌の歌詞よ。この言葉の通りにできたらよかったのに。私たちが付き合っていた2年間、彼は何でも打ち明けられる人であり私の親友だった。もう二度と彼の顔が見られないと思うとベアー(一緒に飼っていた犬)を見るのも辛くなるわ。私自身も今は気持ちを落ち着かせているところよ。みんな、優しい言葉とメールをありがとう。すべてが終わったら私を起こして、だってこれが現実なんて信じたくないから。

 

いかに、彼が愛されていたかが分かります。

私を含め世界中のファンも彼らと同様に本当に寂しい気持ちでいっぱいです。

 

アヴィーチーが生前最後のインタビューで語った「幸せの基準」とは


rollingstone.com

世界中の人々から愛され、EDM界だけでなく音楽界全体のカリスマにもなったアヴィーチーですが生前最後のインタビューでこんなことを言っています。

「何を選択するにしても、これまで物欲で動いたことは一度もなかった。もちろん、成功したことで得たチャンスや安心感には感謝しているよ。世界中を飛び回って演奏できるなんて本当に恵まれていると分かっている。でも、アーティストとしての人生が大きくなりすぎて、人間としての人生がほんの少しになってしまった。どう生きるかを考える必要にかられた。成功するために成功を求めているって感じだったから、もう幸せを感じられなくなっていたのさ。5年ぐらい前からEDMは過飽和状態になってきた。あの頃から金が全てになったんだ。その頃から俺はEDMとの関わりを持ちたくないと思うようになった。」

彼は、世界で最もギャラの高いDJのTOP3に入り、年収は30億円を超えていました。

世界中を周る中で、色んな葛藤やプレッシャーから酒を浴びるように飲んでしまい、体を壊してツアーからの引退を発表した矢先でした。

それが直接的な原因かは分かりませんが、世界的な成功が彼の体を蝕んでいったのだと思います。

 

自分にとっての「幸せの基準」


Radioandmusic.com

「成功するために成功を求めている感じだった」と彼は言っています。

ついつい目の前のことに夢中になりすぎて、何のために作業(仕事や勉強)をやっているのか分からなくなる時って誰にでも一度はあると思います。

私自身も過去に、目標や目的を見失って作業していたことがありました。

でも、これではきっと幸せはやってこないです。

人それぞれ違うとは思いますが、自分なりの目標や幸せの基準をハッキリと定義し、そのうえで作業や選択していくことが大切だということを、改めてアヴィーチーに教えてもらいました。

 

まとめ

以上が私が伝えたかったことでした。

28歳で亡くなったアヴィーチーの生き様や、彼の音楽から学んだことを、これからの人生に活かして活きたいと思います。

今後もずっと彼の曲を聴き続けましょう。

ティム・バーグリング、ご冥福をお祈りいたします。

 

追記・アブィーチーの曲を無料で全部聴く方法

アヴィーチーが音楽で伝えたかったことや、彼の生き様を知るには、彼の曲を聴くのが一番だと思います。

Apple Musicならアヴィーチーの全アルバムが聴き放題です。

私は、アヴィーチーの曲だけを集めたプレイリストを作っていて、仕事中やワークアウト中に聴いてモチベーションを上げています。

ぜひ、彼の曲を思う存分聴きたい方はApple Musicでどうぞ!

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